LPIC level2 (202) の問題集を見ていての疑問

Q /etc/named.confのrecursion yes;など再帰呼び出しの設定があるが、再帰呼び出しとは何か

A DNSのアドレス解決問い合わせには、recursiveとiterativeがある。recursiveは、PCなどがそれぞれのエリアのDNSサーバに問い合わせるときのものである。このリクエストを受けつけたDNSサーバは、ドメインを、jp, com, ..などに分解し、再帰的に問い合わせを行ってIPアドレスを返す。
iterativeは、このDNSサーバが各ドメインのマスターDNSサーバに問い合わせるときに使うもので、自分が管理しているゾーンの情報のみ返答する。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0112/18/news001.html
http://www.eis.co.jp/bind9_src_build_2/


Q. allow-transferとは?ゾーン転送とは?
A. ドメインの情報(SOAレコード等)を管理するDNSサーバ(プライマリ)が、セカンダリサーバにドメイン情報を転送すること。
よって alow-transferがプライマリDNSサーバがセカンダリサーバを指定するために使う。キャッシュDNSサーバでは none を指定する。


Q. transfer-inは?
A. 同時に実行できるインバウンド方向のゾーン転送の数を指定する。
マスターDNSサーバとスレーブDNSサーバ間のゾーン情報の転送は queryに比べて負荷が高くなるので、転送量を制限する。
マスターDNSサーバ側は transfer-out で出力方向の制限を掛ける。


Q. cacheサーバを作る
A.
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0303/21/news003.html
http://www.eis.co.jp/bind9_src_build_2/