日銀「マイナス金利導入」

よくやった! 日銀「マイナス金利導入」は歓迎すべき大きな一手だ  | 高橋洋一ニュースの深層」 | 現代ビジネス [講談社] -
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47698

報道では、かなりのサプライズだといわれ、その効果には消極的かあるいは否定的なものが多く見られる。そもそも、こうした政策を予想できない段階で、プロとしてはいかがなものか。

こうした経済全体に及ぶ作用がわからないと、量的緩和の正確な理解はできない。それを正確に理解していると、今回のマイナス金利は、量的緩和に買いオペと同等の効果があることがわかるだろう。アバウトにいえば、ともに、実質金利を下げ有効需要を作ると同時に、銀行等に貸出を促すものだ。

そうしたことを言う人は、プロではないと筆者は思う。昔から「解散と公定歩合はウソを言ってもいい」と言われてきた。黒田総裁は元財務官僚なので、それを十分知っている。それを読めない段階で分析終わりである。


【1月29日配信】日銀が初のマイナス金利導入!緊急特番!戦後経済史は嘘ばかり 高橋洋一 上念司【チャンネルくらら】 - YouTube -
https://www.youtube.com/watch?v=5SAlKu0KD6U


マイナス金利は「劇薬」というより「毒薬」だ | 中原圭介の未来予想図 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 -
http://toyokeizai.net/articles/-/103000

ところが、それは経済の本質や流れをまったく理解できていない愚策であるとしか言いようがありません。銀行が新たに日銀にお金を預けると目減りする仕組みができあがってしまったうえに、融資の金利までも引き下げざるを得ないとなれば、銀行の収益力が悪化するという事態は避けられないことであるからです。

というのも、黒田総裁が金融政策について何かを発言するたびに、金融市場は「総裁はウソを言っているのではないか」と疑心暗鬼になるからです。日銀と金融市場の対話が上手く機能しなくなるというのは、とりわけ出口戦略を考えなければならない段階に入った時に、相場の大きな攪乱要因になりえるのです。