選挙の当選確実

選挙で開票率が低かったり、僅差で逆転も可能そうに見える場合でも当選確実が出ることがあるのは、統計による確率計算によるらしい。


当選確実の数理
http://www004.upp.so-net.ne.jp/s_honma/election.htm

生徒数30人のクラスで委員2名を決める投票(一人1票で棄権はなし)を行った。
 開票作業の途中で、11票を獲得したA君は、「やった〜!これで委員になれる!」
 と一人喜んだ。このA君の判断は正しいと思うか。理由をつけて答えよ。

これは選挙の当確計算とは関係ないただの割り算。

30票を複数人で分ける場合に、A君が確実に2位を取れる得票数はいくつか?

1位確実は30/2(=15)より大きい場合。なぜなら2位の最大は30/2だから。
2位確実は30/3より大。なぜなら3位の最大は30/3だから。


選挙は多分こっち↓


何票まで開票したら当選確実といえるのか | ぞうさんの何でもノート
http://elephnote.com/blog/archives/1030

1位候補をAさんとしましょう。さて、序盤のN票を開票したときに何票がAさんのものになるかを考えます。これは全体の中のAさんの真の得票率(μとする)さえわかっていれば計算できて、二項分布とよばれる分布に従います。

今回知りたいのはこの逆の問題です。つまり、序盤のN票を開票したときにn票がAさんのものであったとき、真のAさんの得票率μはいくつと考えるのが妥当か、という問題です。

無風選挙の場合を例に、惜敗率(当選者と落選者の得票比率)が既知として、20票程度開示しただけで当選確率99%以上になる例を示している。

これは、つまり、惜敗率のような比率が分かっているのなら、少ない開票でもその比率と一致しているか判定できて、最終的な得票数も信頼度と共に分かる、ということなのだろう。


ただよくわからないのが、選挙では毎回、事前予想に反してとか直前で支持が逆転したとか、過去の事例を単純に適用できなさそうなことになってるのに、どうやってぱらを決めているんだろうか・・・。