プラシーボボタン

実は、エレベーターの「閉」ボタンは意味ない!? | ニコニコニュース
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エレベーターに乗ったら、つい押したくなる「閉」ボタン。しかし、米国にあるエレベーターの「閉」ボタンのほとんどは、稼働しないようになっているという。

科学メディア「サイエンスアラート」によれば、歩行者用信号機や建物の温度調整などで使用される「プラシーボ・ボタン」も類似の働きをしているという。

世の中にあふれるプラシーボ効果、押しても無意味なボタンにせまる | sign
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彼がさっそく信号の待ち時間を調べたところ、驚くべき事実が明らかになりました。ボタンを押した場合も押さなかった場合も、信号が赤から青になるまでの時間は105秒だったのです。

これに対し、ロンドン交通局は「押しボタンは真夜中から朝7時まで動作するようになっている」と説明しました。つまりこのボタンは、日中に押しても意味のないものだったのです。また、エジンバラマンチェスターといった地域でも同様の『動作しないボタン』が確認されています。

1975年、当時イェール大学の大学院生だったエレン・ランガー氏(現在のハーバード大学教授)は、論文で『信じること』の効き目について発表しました。彼女は「あなたの世界を、あなた自身がコントロールしていると感じること自体が好ましい」と述べています。